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駒沢 みや整形外科 院長から皆様へ

駒沢 みや整形外科 院長から皆様へ

宮院長って、どんな人?、、にお答えします

ここでは、普段来られている患者様が知りたい(と勝手に思っている)私(院長の宮)のことをお伝えしていきます。
今後、来院をお考えの方に少しでも「私のこと」を知っていただく一助になれば、とも思います。

高校の先生の勧めで医学部に

インタビュー画像①

私自身は医者の家系ではありません。
ただし、母方の叔父さんが医師であり、漠然とはしていましたが、小さい頃から何か手に職をつけたいとは思っており、選択肢の一つとして医者も入っていました。

しかしながら、その夢をしばらく忘れていたのですが、高校受験で第一志望に受からず失敗し、たまたま医学部のある付属高校に入学することができ、進路相談の際に担任の先生から「医学部への推薦があるから挑戦してみないか」と言われ、それまで医師を目指すという事はあまり現実味のある話だとは思っていませんでしたが、このようなお話をいただき、そのチャンスが巡ってきた、それだったらやってみようと、最終的に医師を目指すきっかけとなりました。 周りの方々が、そういう道を示し、与えて頂いたことに感謝し、今にして思えば、つくづく出会いが大切だったなと感じております。

ラグビーのケガから整形外科医を目指す

インタビュー画像②

大学を卒業後、初期臨床研修、専門臨床研修といった卒後研修を行うわけですが、数ある診療科の中から専門臨床研修で私は整形外科を選びました。
それは私にとって一番身近な診療科だったからです。

私は大学時代はラガーマンで、ラグビーに明け暮れていました。
このスポーツは、フィジカルコンタクトが激しいこともあり、ケガはつきものです。
そのため医師の卵といっても医療機関へ通うわけですが、その際に受診することが多かった整形外科で、私自身がケガで行くこともあれば、骨を折った友人を送っていくこともありました。
何度も通ううちに身近に感じるようになり、やがて縁があると私自身が思うようになったことが整形外科医を志すきっかけとなりました。

そしてもう一つ、整形外科は治療をする以外にも、機能回復を図るためのリハビリテーションも行います。 医師であればケガの治り具合は診療すれば、その回復程度というのはある程度わかりますが、そこに至るまでの患者様の頑張りや努力という過程も知ることができます。

元気だった方がケガなどをすることで不自由な思いをされるわけですが、それを懸命なリハビリによって克服し、再び元気になってスポーツや生活の場に戻っていく、この姿を見ていくのは医師として楽しいし、やりがいもあると思いました。
これも整形外科医を選んだ理由の一つです。

治療技術の進歩に思うこと

インタビュー画像③

整形外科で診療する疾患は、治る病気が殆どです。
確かに整形外科領域の病気でも癌はありますし、脊髄損傷のように、頭は元気だけど手や足は全く動かなくなりましたという患者様もおられます。

私が医者になった頃から、脊髄損傷などで苦しんでいる患者様に対して、根本的な治療法はなく、機能維持のリハビリを頑張って頂く事のみでしたが、現在はIPS細胞をはじめ時代とともに治療技術も進歩していますので、そのような方たちを救える治療法がどんどん開発され、これらの病気でお悩みの患者様にも光が見えつつある時代になったとひしひしと喜びとともに感じます。

また、今のパラリンピックの選手を見ていると、すごくハツラツとされていますよね。
そのような活躍を目の当たりにするにつけ、すごく良い世の中になったなと思っています。
今の時代は、健常者や障がい者で分け隔てることはなく同じ空間で過ごしています。
みんな優しくて手を差し伸べる社会になって良かったと思います。

世田谷区駒沢で開業した理由

インタビュー画像④

駒沢大学駅近辺で開業しようと思ったのは、まず私の自宅がそう遠くないという点です。
勤務医時代は、家から1時間半以上かかる病院まで通うという生活を10年以上続けてきました。
しかしその経験から自分で開業する時は、私が年をとっても通勤するため、そこに時間と体力を使うのは長い目で見ると大変だと思い、自宅の近くがいいなと考えました。

そこで職住近接を目指して自宅に近い物件を選んでいたところ、いい条件の新築の物件が見つかりました。 そこが今の、みや整形外科です。

インタビュー画像10

選んだ理由は近場であるというほかにも「フロアの二辺が全部窓になっていて、とても明るい」という点もありました。
もし1階の物件で、開口部にだけ光が入って、あとは窓がなくて外の景色が分からないというクリニックにはしたくないという思いもあったからです。
このクリニックは、天気の良い日は太陽の光が差しこみます。
天気が悪い日も、外の様子が分かります。
明るい日差しが差し込むことで、患者様のお気持ちにも同じく少しでも明るい日差しが差せば、という思いもあり、最高の物件だと感じました。

また駒沢駅が最寄り駅なので、近隣のご老人から乳幼児、近くにある駒澤大学や日本体育大学の体育会の学生のみなさんや、一般の学生さんもよく受診いただきます。

私も学生時代にラグビーで整形外科にお世話になったことで思い切りラグビーに打ち込めた恩返しの意味も込め、学生スポーツや駒沢公園でスポーツをされる皆様の健康や競技人生の維持向上にお役に立ちたいという思いも少なからずありました。

患者さま目線で丁寧に治療

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当クリニックは平成18年2月4日に開業しましたが、その際にまず考えたのは、「私自身のオリジナリティを出していく」ということです。
大きな病院は病院の名前がブランドでもあり、別に私がいなくても診療は進みます。
つまり医師はある意味、専門性がなければ「○○病院の整形外科医に診てもらう」という患者さまが多いわけです。

また、大きな病院では、医師側の治療方針をある程度押し付けてしまうことも少なくありません。
ただ、患者さまの状態は一人ひとり異なります。
例えば10人の中8人はこの治療で納得されても、あとのお2人はこの治療では納得されない、あるいはご家族が納得されないということもあります。
ですので、そこはお一人おひとりに対して膝詰めでパーソナルでやるしかないのです。

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そのような経験もありましたので、開業するにあたっては、どのようにしたら良いのか真剣に考えました。 そして
「丁寧に診る」
「患者さまやご家族の目線で治療する」
ということを信条にしようと決めました。

「難しいことを易しく」

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井上ひさしさんの戯曲で、「難しいことを易しく」、「易しいことを深く」、「深いことを面白く」という名言があります。
僕はこの世界ではそれが一番大切だと思っています。

僕は、患者さまに対し、医学的で難解な単語をたくさん使って説明することはありません。手術をオペとも言いません。
難しいことを易しく砕いて説明するのです。

そして、易しいことをちょっと深く伝える、だけど深いことを申し上げ、患者様やご家族のみなさんが少し「?」となったとき、その事を面白く解説することが必要だと思います(笑)

開院から14年が過ぎて思うこと (2019年4月現在)

インタビュー画像⑦

開業して14年が過ぎました。
これだけの年月が経つと、あのころ幼稚園児や小学生だったお子さまが大学生や社会人になっているのですが、あい変わらず来てくれるのはすごく嬉しいことです。
整形外科は、それこそ小さなお子さまからご高齢の方まで、全ての方が診療対象です。
そのため、孫、親、おじいちゃんおばあちゃんの親子三代、皆さんうちのクリニックに来院される方もいます。

今、近隣に整形外科医院が増加の一途を辿る中、このようにファミリーとして、みや整形外科を頼って頂け、長年を通して来院頂けることはとても嬉しいことですし、感謝申し上げるとともに今後もそうなれるように努力していきたいと思っております。

スタッフの皆さんへ、一言

インタビュー画像⑧

一緒に働いてくれるスタッフの皆さんにも触れないわけにはいきません。
皆さんは、とても明るくて、常日頃より、陰になり日向になり、いろいろと私やクリニック、何より一緒に患者様を支えてくれています。
ですから、スタッフに対しては「感謝」しかありません。

これからの、みや整形外科

インタビュー画像⑨

これからのみや整形外科についてですが、基本的には、今までやってきた治療を今後も続けてまいります。 当然ですけれど、医学は進歩しているので新しいことも取り入れていかないといけませんし、医師として日々勉強する必要もあります。

しかし、急に方向転換すると、色々な副作用もあります。
古い治療方法だったとしても、ずっと続けているご本人にとってはそれが一番いいのであれば、その治療が受けられるようにしていかないといけません。

例えば、5年ぐらい前に来てくれた患者さまが、今日、当クリニックを受診されたときに、最先端の治療を行ったとしましょう。
そのとき、患者さまはどう思うのか。
「5年前に受けた治療がよかったのに、ちょっと医学が進歩したので、こっちの治療を勧められちゃった」という気持ちになることもあります。
新しい医療が常に、その患者様にとって、最良とは限らないこともあります。

将来的に知識をつけていくことはとても大事です。
しかし、本人に合った治療、以前に受診した際に調子が良かった治療があるのならば、その治療も出来るようにしなくてはいけません。
医者の側で、医療を押し付けたりしないようにしたいのです。

私としては、地域の方が、いつでも頼ってくれる、そういう医者でいたいですし、患者さまが受診しやすいクリニックに今後ともしていきたいと思います。
敷居が高いのは絶対嫌ですね。

診療科目
整形外科 リハビリテーション科
住所
〒154-0012 東京都世田谷区駒沢5-26-7駒沢パークサイドテラス ノース2F
最寄駅
「駒沢大学駅」徒歩約10分
「駒沢公園西口」バス停すぐ
電話番号
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